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暮らしにちょうど良いデザインを。[早宮の家]

[基本DATA]
耐震等級2 / 温熱性能(UA値) 0.51 / 気密性能(C値) 0.5


私たちの仕事は、建主と共に想い描いたイメージを現実的な施工に落とし込んでいくための「取りまとめ役・調整役」も担っています。建主・工事関係者・私たちが協力して完成させる、住まい手のための家づくり。設計者の目線で、いくつかデザインのポイントをご紹介します。


都内の住居では、窓は防火対応が必要です。 [早宮の家]では、サーモスX(防火仕様)の既製品を組み合わせた大開口を計画。取付け方を少し工夫して出来るだけ厚みのあるサンが目立たないようにしています。窓廻りのディテールは設計で特に注意するところで、納まりも多種多様ですが、懲りすぎず、何でもない納まりだけどよーく見ると「何か違う」程度が日常の暮らしにはちょうど良いと考えています。


外壁や内装の壁にはセメントの質感を持った無垢の建築素材「SOLIDO」を採用しました。一枚と同じものがない自然素材の様な工業製品な印象、素朴な素材で仕上げをコントロールしてないため白華の色むらなどあり、施工は大変ですが、時間と共に表情が移り変わる風合いが楽しめます。「製造や施工で発生する廃材はリサイクルされ環境負荷の軽減も考えている」とのことも共感しています。

照明


あかりは、その場所の目的に応じた照度になるよう設計をしています。大きなLDKなので、空間の広がりと心地よさを得られるよう、天井の北側に間接照明を入れています。

温熱環境


2階は幅9.1m、高さ2.6mの大開口、デッキテラスに開いたLDK、ワークコーナーのあるワンルームです。冬に備えて「床下エアコン」を採用し、1階床下や天井裏に暖気を流して家全体の暖房を計画しています。

ワークスペース


LDKと間仕切り壁で隔てた場所に計画。2019年ではこれほど活用されるとは想定していませんでしたが、建主から「快適にテレワークしてます!」と、嬉しいご報告をいただきました。

間仕切り


ワークスペースの間仕切りは、素材を生かした黒皮鉄板。無機質な工業製品を思い浮かべる鉄ですが実は固くて柔らかい妙艶な表情を持つ素敵な素材です。

DATE2021. 10. 28
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WRITERHAN環境・建築設計事務所